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2016年2月12日 (金)

小説 感想

ミステリー小説 「絶叫」葉真中顕著

読んだ感想 (ネタバレあり)
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NHKのひるまえほっと 女優・作家 中江有里さんのブックレビューをたまたま見て、気になった本でした。

死体が語る
・・・と言っていた気がして、どんな内容なのかな?と気になりました。
何か月も経ってから、読んでみようと思い、図書館で借りました。予約が多いために2か月くらい待ちました。
ようやく手にした「絶叫」
主人公 鈴木陽子。
無残な死体として発見されて、その死に至るまでの過去が語られる。
最初は、母からの愛されない感じがしんどい内容でしたが、どんどん引き込まれていきました。

警察官奥貫綾乃の捜査や彼女の過去の話も重なり合い、いろいろな女性の立場の人生観も含まれる。

後半は、どんどん怖い世界の話になり、人は環境によって変わっていく。
どこか平凡な鈴木陽子が、みるみるうちに変わっていく。
父の失踪から、その後が出てくるのかと期待してみたが、ほんの一瞬で終わった。

最後まで予想しきれない内容でした。

普段、触れない世界の話だったので、新鮮であり、怖かった。

2016年2月10日 (水)

小説

今、「絶叫」葉真中顕著を読んでいる。

ミステリー小説を読むことは私とって珍しい。

最初は重い感じのスタートだったが、今は物語の世界に引き込まれている。
まだ、読み終わっていないので、感想は後日書く予定。

2009年8月 8日 (土)

双子

我が家のニワトリさん。
結構、小さめの卵を産んでいます。Sサイズくらい。でも、大きさはまちまちです。

普段買っていた「卵」がきっちりと同じサイズを選ばれて、パック詰めされている。
それは、大量のニワトリさんから同じサイズを選んでいるのか?
または、同じサイズになるようなエサを調整したり、何か技があるんだろうなぁと思う。

そして、我が家のニワトリさんが、こんな大きいのも産んだ。
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写真の左がよく産んでいるサイズ。右が倍くらい大きい。
割ってみると、

Futago2









(黄身が崩れてしまったけど)双子でした!

「双子」・・・いいなぁ。(笑)。

実は、「双子」には縁がある。
実母が「双子」。たぶん?二卵性の双子。
レイコとヨウコ(私の実母)。

当たり前だけど、よく似ている。レイコさんのほうがたぶん産まれた時からちょっとヨウコより小さい。

おばあちゃんは、8人を産んでいるけど、双子を産んでいるのも凄いなぁと関心する。
昔は、病院ではなくて、自宅で双子を自然分娩している。1人より2人のほうが、出産のときにリスクは大きい。いくら経産婦とはいっても本当にすごい。
尊敬する。

看護学校に通って、お産の勉強も始めたころから、『双子』はとても興味をもった。
その奇跡に感動しているだけかもしれない。
それと同時に、おばあちゃんへの尊敬。
双子を産むことへの憧れ。
20歳のころから、漠然と「双子を産んでみたい!!」と思っていた。


私は、双子に縁があるらしい。
・実母も
・助産師1年目のときの指導してくれた先輩Mさんも双子を産んだ。
・ヤギの大とかん奈も双子。
・かん奈が産んだ子ヤギも双子。(1頭は残念ながらすぐになくなった)
・そして、伯母レイコさんの娘・いとこも双子を産んだんです!!

おばあちゃんと孫がどちらも双子っていう確率は、かなり低いはず。驚異的だわ。

私はますます「双子を産む」ことへ憧れる。

我が家にも『双子』がやってきてくれないかと、願っています。
夫も本気で「男の子と、女の子でおねがいしま~す。」と話す(笑)。

自然妊娠での双子の妊娠率は、100分の1。
雲の上にいる双子の天使さんは、私たち夫婦を選んでくれるだろうか?

2007年12月 1日 (土)

本「かもめ食堂」

映画「かめも食堂」はとても面白かった。
原作も読んでみようと思い、本を借りた。

原作は、映画の書き下ろしだったので、ほぼ映画そのまま。映画の画面がそのまま出てくるようで、とても読みやすかった。
映画では描かれていない個性あるキャラクターがかなり深く書いてあって、またさらに面白い!

ほのぼのとした感じは、そのままに。
でも、芯が通っている感じがする。

名台詞
『人生すべて修行』

『どこに住んでいても、どこにいてもその人次第なんですよ。その人がどうするかが問題なんです。しゃんとした人はどんなところでもしゃんとしていて、だめな人はどこに行ってもだめなんですよ。きっとそうなんだと思う』

ふかいなぁ。。。

2007年11月27日 (火)

本「半農半Xの種を播く」

先日のブラウンズフィールドで、買った本。

『半農半Xの種を播く~やりたい仕事も、農ある暮らしも~』(塩見 直紀、種まき大作戦共編著、コモンズ)
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私もタイトル通り、「半農半助産師」を目指しているので、興味をもって読みました。
なかなか凄腕の人たちが連なっており、思っていた以上に多くの方が「半農半X」を実践されていることに驚きました。
農的な暮らし、畑とか、自給とか、団塊の世代だけでなく若い人にも興味がある人が増えているってすごいことだと感じます。みんな、頑張っている!と思いました。

色んな方がアンケートに答えていて、『Q.あなたにとって、農とX、この2つが必要な理由は?』の回答が面白いくらいいろいろありって、それが面白い!! 環境、経済のことを書いている人もいるし、食につながること、自給したい・・・など。個性があって、奥が深いなぁ。

私にとっても、農家である夫と結婚しなかったら、きっと「半農」なんて言っていないと思うから、これも縁なんだよね。

まだまだ、農も助産師も中途半端さのある私だけど、自分がやりたいこと、楽しいと思っていることを実践できるように頑張ろうと思う。そのためには、夫と義母の協力無しには考えられない。

とにかく、農も助産師も頑張っていこう!!

2007年2月 8日 (木)

わくわくo(^-^)o

本が届いた。

楽しみにしていた2冊である。

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左は、「自然に産み、自然に育てる ちあきのマクロビオティツクタイム」橋本ちあき著
去年5月に福島にマクロビオティックツアーの講師でもある 橋本ちあきさん。
マクロは、砂糖ダメ、肉ダメ、とか否定することが多いけど、ちあきさんは否定しないやり方を自分なりに考えて、食とも人とも、そして子育てもしている。
とてもすてきな方だ。
たとえば、5番目の息子さんが産れたら、おむつ無しの育児とか。(失敗はないようですよ。詳しくは本を読んでね。)
普通では考えられないことだけど、ちあきさんにとってはそれがとても自然。
自分の中に信念というか、中心がしっかりあるからこそ、出来ること。
どんな内容なのか、わくわく楽しみ。

右は、「自然栽培ひとすじに」木村秋則著
木村さんは超有名人。無農薬りんごを作った人。
去年の12月にNHK「プロフェッショナル」でも取り上げられた方だ。
りんごに対する、人に対する愛情がとても深い人なのだと感じている。

私は自然栽培をやってみたいと思っている。
しかしながら、知識を知っているのと実践するにはかなりのひらきがある。
そもそも農業の知識も技術も、ほとんどないので、実践するのはもっともっと先。

木村さんの笑顔と優しい声が忘れられない。
本からも優しさが伝わってくるようで、目頭がときどき熱くなる。
これも大切に、大切に、読みたい本。

2006年7月 8日 (土)

ふくふくふにゃ~ん

たまたま本屋をのぞいて、面白い本でもないか・・・とうろうろしていると、

「ふくふくふにゃ~ん」が目に入った!!

なつかしい~~~

たぶん、看護学生のころ・・・買っていたように思う。
主人公は「ふくふく」猫。飼い主、おばあちゃん。が主な登場人物。
甘えん坊で、いたずら好き、おばか、まぬけ、・・・・そんなところが憎めない。
ちょっとマイナーな感じなんだけど、猫好きにはたまらないマンガなんだ。

何年かぶりに見た「ふくふくふにゃ~ん」は、漫画文庫になって「こたつの巻」「ご飯の巻」「縁側の巻」・・・など6冊にもなっていた!
「にんまりの巻」を買い、わたしもにんまりになっている。
にんまりしながら、笑い声をあげている。
猫ってやつは、憎めない、カワイイヤツなのだ。

2006年5月 7日 (日)

贅沢なお産

今日は、主人が遊びに出かけてしまった。
だから、ひとりきりでつまらなく、友人に連絡をしたら空いているとのこと。
1年ぶりくらいに会うことにする。場所は新宿。
S県に引っ越して、田んぼと畑の近くのせいか、鳥の声や最近は蛙の声を聞いているから、都会の空気があわなくなりつつあるのを感じる。
都心に出るとさすがにゴールデンウィークのため、人混み。それだけで酔ってしまいそうになる。
簡単にお買い物をすませて、あとはcafeで読書。
ひさしぶりに本にのめり込んだ。

読んでいた途中の 池川明著「赤ちゃんと話そう!生まれる前からの子育て―胎内記憶からわかった子育ての大切なこと」を読み終えて、育児も学びなのねぇ。温かな気持ちになる。
さて、次に桜沢エリカ著「贅沢なお産」 なぜか、この本がネットにひっかかって目に飛び込んできた。漫画家で、彼女の絵は好きだったし、どんなお産だったのかしら?と興味あり、翌日には本屋で購入していた。しかし、すぐに読めず、今日になった。

この本はとても面白くて、のめり込んでしまった。

偶然の妊娠から、セイロカまで行って「(産む場所は)ココじゃぁない」と思っているうちに、「自宅出産」になるのだが、まぁ、贅沢なのだ。本当に。
うらやましいくらいの人の縁があり(超有名な名前がたくさん載っている、うらやましいかぎりだ)、贅沢そのものだと思う。
楽しくマタニティも出産も経験したようで、ほほえましく思う。

一気に単行本1冊読んで、目が疲れてしまった。

その後、友人に会い、おしゃべりをして帰ってきた。
妙に風が強く吹いていて、この家が飛びそうなくらい。
でも、夫はいない寂しい夜。